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みなとクリニック(旧みなと眼科クリニック)では、白内障の手術は日帰り手術によって行われます。
角膜を小さく切開し、そこから濁った水晶体を超音波で砕いて吸い出します。その後に水晶体の代わりになる眼内レンズを挿入します。切開部が小さいため、術後の縫合が必要ありません。
また、大分県初導入の最新機器(カタリス:フェムトセカンドレーザー)も設置し、さらに精確な手術が可能です。
↓焦点距離 / レンズの種別→ |
多焦点眼内レンズ (遠近両用) |
単焦点眼内レンズ (近距離用) |
単焦点眼内レンズ (遠距離用) |
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近くを見るための メガネが必要 |
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近くを見るための メガネが必要 |
ご自分の生活スタイルに合わせてレンズをお選びいただきます。
単焦点眼内レンズの場合、お選びいただいた距離以外はピントが合わないため、選んでいない距離を見るためにはメガネが必要となります。「仕事」「趣味」「生活スタイル」によっては、向かない場合もございます。
多焦点眼内レンズが向いている方の傾向をまとめておりますので、ご参考ください。
↓控除・給付金 / レンズの種別→ |
多焦点眼内レンズ |
単焦点眼内レンズ |
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生命保険 手術給付金 |
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医療費控除 |
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高額療養費 |
黒目と白目の境目、もしくは、わずかに黒目側から切れ目を入れます。
(図の左側約1mmと右側約2.4mm)
水晶体前面の膜(前嚢)を丸く直径約5.2mm切り取ります。
その後、水晶体の中身を水で浮かせ、殻から分離させます。
先端がナイフ状の特殊なピンセット(赤星式プレチョップ法)で、4~5個くらいに核を割り、超音波で核の破片や殻にこびりついた水晶体の中身のカスを除去します
眼内レンズを創口から折りたたんだ状態で専用の小さな筒を使って挿入します。眼内レンズについている脚により嚢内に固定されます。
(挿入された眼内レンズは半永久的に使用することができます)
大分県初導入の最新機器カタリスのフェムトセカンドレーザーはフェムト秒(1 フェムト秒は 1000 兆分の 1秒)単位の赤外線レーザー光を連続照射し、均一な幅で滑らかな切断面ができます。
また、三次元光干渉断層画像診断装置(3D-OCT)により、1人ひとり異なる角膜や水晶体の3Dデータを高精度で読み取り、最適な手術計画を設計します。
3D-OCTによる正確な解析と手術計画に基づき、フェムトセカンドレーザーで精確に角膜、前嚢の切開と水晶体の細分化を行います。
コンピューター制御による精確な切開により、眼内レンズを正しい位置に固定でき、眼内レンズの機能を最大限に発揮することが可能です。
白内障手術時の麻酔の際に、「点眼麻酔のみでは痛かったらどうしよう…」と安心できない方もいらっしゃいます。
みなとクリニック(旧みなと眼科クリニック)では、痛みを感じやすい方・痛みに敏感な方には、この他の麻酔を行うことができます。
テノン嚢下(のうか)麻酔や球後麻酔という「眼球全体の痛みをとる麻酔」があり、白内障手術後の痛みを軽減させます。
ただし、注射による麻酔のため、注射時に痛みがあることと、眼球の結膜下出血が起こり、術後(1週間程度)に目が赤い状態になることは避けられません。